大阪食糧卸株式会社
ごあいさつ

昭和26年、食糧統制撤廃と同時に黒田隆治が設立した大阪食糧卸はお陰様で平成22年3月に60周年を迎えようとしております。
これも偏にお引き立ていただきましたお客様、よりよい商品を安定供給していただいた仕入先様、そして弊社に携わる様々な業種のお取引先様のおかげと感謝いたし社員を代表して御礼申し上げます。

平成19年にこの55年間における小麦粉を取り巻く最も大きな国の制度の変革がスタートしました。輸入小麦を国が製粉会社へ払い下げる価格を小麦の国際相場に応じて年に数回変更するとのルールが始まりました。奇しくも小麦を含むすべての穀物の国際相場が原油高、バイオエタノール問題をきっかけに急騰し、オーストラリアの干ばつ等も重なり、過去に例を見ない高価格で推移する事態となっており、昭和62年から続いた小麦粉の値下げに終止符が打たれ、平成19年に21年ぶりに2回の値上げが実施され平成20年にも2回の大幅な値上げが行われる予定となっております。今後も世界の人口増、発展途上国の経済成長、地球規模での異常気象という環境の中、今後ますますの穀物の需要増、不足、高水準価格が予想されます。

弊社はこのような環境の中、お客様への主要食糧の安定供給という、創業の精神を再認識すると共に、問屋の基本、原点である情報、物流、金融をより強化しお客様、仕入先様と進んで行きたいと考えております。

ここ数年の間に新しい時代に即すべく、特に物流網の整備と情報の発信基地としての営業所の再整備を兵庫営業所、和歌山営業所、名古屋営業所と順次、建設、移転を実施してきましたが、まだ全営業拠点の整備は終了いたしておりません。今後できるだけ早く推進してまいります。
わが国の穀物を取り巻く環境は、食糧自給率の問題と併せ予断を許さない状況で大きく変化していくと思われますが、新たな時代に対応できる企業への進化をより進めてまいりますので、一層のご愛顧、ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長 黒田 厚